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秦野タウン

歴史探訪

神奈川県秦野市歴史探訪
秦野市の概要
秦野市は、丹沢の麓、神奈川県の中西部に位置する中核都市です。北部には「神奈川の屋根」と呼ばれる丹沢山塊が、東部・西部には谷深い山々は連なり、市域の約半分が山林となっています。三方を山地に囲まれた南部にはなだらかな渋沢陵が東西に広がり、秦野市のこの地形は県内で唯一の盆地を形成しています。
また、豊かな自然と深い歴史をもつ秦野市の随所は、様々な分野の50選や100選に選定されています。かつては煙草の産地として全国に知られていましたが、近年では人口が増加し、企業の進出や大型店舗の進出など都市化が進んでいます。

秦野のあゆみ
秦野市では約2万年前から人々の生活が行われていたとされています。 その生活範囲は秦野盆地広域に分布していたと予想されており、各地区の遺跡からは日用品や装身具が発見されています。
古墳時代は、大和政権の確立にともない秦野市周辺にも古墳の建設されました。古墳が位置する場所は沖積平野の低湿地を中心に生活が営まれていました。これは農業の発達により人口が増加したため、また、農業技術の進歩によりかんがい設備が整ったため、という要因が考えられています。

奈良・平安時代になると秦野は平将門を討った藤原秀郷の子孫、佐伯経範によって開墾されました。秦野盆地に安住した経範は波多野氏を名乗り、永承6年(1051)に起こった前九年の役では源頼義・義家親子に服し東北平定の際に活躍をしたとされています。
しかし治承4年(1180)、平治の乱(1159)以後伊豆に流されていた源頼朝が相模で挙兵した際には、源氏側の参戦要請を断り平氏側の兵として参加し、源頼朝率いる軍勢と敵対しました。一度は頼朝方を追い込むも、再び反平家の旗を上げた頼朝に松田城を攻め込まれた波多野義常は、その地で自害しまし た。同一族であった河村氏も捕らえられ、波多野の領地は没収されてしまいました。 そのことから鎌倉幕府が開かれた際には有力御家人になれなかった波多野氏ですが、後に2代将軍頼家の時代に入ると義常の弟・忠綱が秦野の地を相続することを許され、頼家・実朝(3代将軍)に仕え幕府の要職に着くこととなりました。こうして秦野の地は再び、波多野氏の領地となりました。

戦国時代になると、秦野の地は駿河から相模に勢力をのばしてきた伊勢新九郎長氏(北条早雲)に攻め込まれ、いく度も北条氏と刀を交わしました。北条氏が小田原城に入城し相模国を統べると、北条氏の家来であった足軽大将が秦野に配置され、地元の名主たちもまた、北条氏の支配組織の中に組み込まれてゆきました。その支配は天正18年(1590)に北条氏が豊臣秀吉に滅ぼされるまで続くことになりました。

江戸時代になると、 村では多くの作物が育てられ、特に蕎麦や、煙草、波多野大根は名産品として作られるようになりました。また秦野は神奈川の山北と沼津を結ぶ矢倉沢往還(足柄古道)の中継地点であったため商品流通も盛んでした。一方では、重い税に悩まされたことから農民の神仏への信仰も盛んになり、富士詣や大山詣などへの参拝のため、街道筋が整えられました。

廃藩置県により明治4年(1871)秦野地方は足柄県に属することとなりましたが、その後明治6年(1873)に足柄県ごと神奈川県に吸収されました。その頃、江戸時代から行われていた煙草栽培では全国で有数の産地となりました。 しかし、しばらくすると煙草製造に対する政府の統制が厳しくなり、明治31年(1898)には入船町に秦野葉煙草専売所がつくられました。政府に煙草の専売権を握られたきざみ煙草の製造者たちは、工場で織物を作るようになりました。特色の強い織物は長野、埼玉、秋田、北海道に送られるほどよい品と定評があり、一部は国外へも輸出されました。
大正時代に入ると、電車の運行と乗合自動車の営業がはじまりました。
大正12年(1923)には関東大震災が起こり、震源地に近かった秦野は大火や陶管水道が破壊されるなど大被害を受けました。それを機に、主だった陶管水道から金管水道へと水道設備の変更が行われました。
昭和2年(1927)には小田急鉄道が開通し「大秦野駅」が配置されました。同時に丹沢山地と鶴巻温泉の観光化をすすめ、利用客も増加しました。

近年では企業関連工場の進出や、人口の増加にともなう大型店舗の進出が目立ち都市化がすすんでいます。
また新宿へ約1時間20分、小田原へ20分、市内中央部には国道が通り周辺主要都市に通じているという通勤範囲からベッドタウン化もすすんでいます。自然や伝統を守り、商工業の振興推進などに取り組む秦野市は「みどり豊かな暮らしよい都市」を目指し、ますます発展を みせています。

秦野の名前の由来
古墳時代にこの地を開拓した「秦氏」と称される人々(機織りや養蚕などの技術にすぐれた渡来人の一族)の名に由来しているという説のほか、諸説があります。


秦野の歴史についてもっと詳しく知りたい人はこちら↓
秦野市役所桜土手古墳展示館
住所: 秦野市堀山下380-3 [地図を見る]
電話番号: 0463-87-5542
開館時間: 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日: 月曜日、休日の翌日、12月29日〜1月3日
入館料: 無料










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